システムファイル系拡張子(「*.a・・」〜「*.d・・」)
拡張子名(読み方)
拡張子の具体的な説明
マメ知識
.000(ゼロゼロゼロ)
「ビジュアルベーシック」の作るテンポラリファイルや,アプリケーション/ドライバソフトがインストールされた時に作るバックアップファイルに付く拡張子.
一度,別のフォルダに移動して問題がないようならば削除しよう.
.386(サンハチロク)
仮想デバイスドライバソフト.16ビットアプリケーションで利用される各種のドライバソフトの拡張子.
重要なシステムファイルなので扱いに注意しよう.
もちろん削除は厳禁.
.3gr(スクリーングラバー)
スクリーングラバーはウインドウズ95の画面を保存し,MS-DOSセッションの終了後,ウインドウズを元の画面に復元させるためのシステムファイルに付く拡張子.
MS-DOSモードが英語画面表示から切りかわらなくなったら,このファイルを再インストールしてみよう.
.932(キューサンニ)
NET.EXEから参照されるヘルプファイルに付く拡張子.
NET.EXEを削除することがあるなら,これも一緒に削除しよう.
.acm(エーシーエム)
オーディオ圧縮ファイルに付く拡張子.サウンドファイルを鳴らす時に使用されている.
圧縮されたオーディオファイルはこれをもとにメモリ上に展開して,音を再生している.
.acv(エーシーヴイ)
米クリエイティブメディア社のオーディオ圧縮ファイルに付く拡張子.
「サウンドブラスター」を使っていない場合,このファイルは存在しない.
.axd(エーダブルディ)
ウインドウズ95付属の「マイクロソフト ファックス」で受信したデータに付く拡張子.
受信データは「イメージング」で開く時,きれいに表示される.
.bak(バック)
バックアップファイルに付けられることが多い拡張子.
中身を確認して問題がなければ削除しよう.
.bfc(ビーエフシー)
「ブリーフケース」のファイルに付く拡張子.
デスクトップにある「ブリーフケース」は,右クリックの「新規作成」で簡単に作れるので,不要な時は削除してもよい.
.cal(カル)
ウインドウズ3.1に付属の「カレンダー」のデータファイルの拡張子.
「カレンダー」を使っていない人は不要なので削除してしまおう.
.cb(シービー)
Win.iniファイルベーステキストファイル拡張子.
テキストファイル.ウインドウズの再構築に使われる.非常に重要.
.chk(チェック)
MSーDOSやウインドウズ95の「スキャンデスク」を実行した時に破損ファイルに付く拡張子.
スキャンデスクの「詳細のオプション」で,「破損ファイルの断片」を「ファイルに変換」するというオプションをチェックしてある場合に生成されるのでチェックをはずしておこう.
.clp(クリップ)
ウインドウズの「クリップボード」の内容をセーブした時に作られるファイルに付く拡張子.
ウインドウズ95のセットアップCDに入っている「クリップブックビューワ」を使えば,複数のコピーが取れる.
ただしCD内に入っていないことのある.
.cpe(シーピーイー)
ウインドウズ95付属の「ファックス」で使われるカバーファイル.
「送付状エディタ」でオリジナルのファイルも作れる.
.cpl(シーピーエル)
「コントロールパネル」のファイル.「コントロールファイル」を開いた時に,この拡張子のファイルが検索されて表示される.
拡張子「.cpl」のファイルをシステムフォルダの外に出すと,コントロールパネルで表示されなくなる.
.crd(カード)
ウインドウズ3.1に付属の「カードファイル」で作られた,データファイルにつけられる拡張子.
ウインドウズ3.1時代のなごりで,今はほとんど使われていない.
.csp(シーエスピー)
米クリエイティブメディア社のオーディオ圧縮ファイルに付く拡張子.
「サウンドブラスター」を使っていない場合,このファイルは存在しない.
.cur(カーソル)
カーソルファイルに付けられる.マウスカーソルはこのファイルを元に表示される.
アニメーションするカーソルファイルは「.ani」という拡張子が付けられる.
.dir(ディーアイアール)
マイクロソフトのアプリケーションが作るディレクトリ情報ファイルに付く拡張子.
ファイルの中身は0バイトだが削除するとアプリケーションのアンインストール時に不具合が出る.
.dll(ディーエルエル)
ダイナミックリンクライブラリ.プログラムにリンクする関数をまとめたファイル.
一部のDLLファイルは「Rundll.exe」を使って実行可能.
アプリケーションの一部.
.dpl(ディーピィエル)
「デルファイ・コンポーネント・パッケージ」ファイルに付く拡張子.
ほとんど見かけることはないが,まれにオンラインソフトが使用している場合がある.
.drv(ディーアールブイ)
ウインドウズ95で周辺機器などを使用するために組み込むファイルに付く.
16ビット版は拡張子「.drv」に,32ビット版は拡張し「.vxd」になる.
.dun(ディーユーエヌ)
ダイヤルアップネットワークのエクスポートファイルに付く拡張子.
インターネットプロバイダが配布しているCD-ROMでまれに見かける.


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