システムファイル系拡張子(「*.f・・」〜「*.w・・」)
拡張子名(読み方)
拡張子の具体的な説明
マメ知識
.fnd(エフエヌディ)
「検索」の条件を記録したファイルに付く拡張子.
「検索」を起動した時に,「検索条件を保存」を選ぶと作成される.これをデスクトップにおいておくと便利.
.fnt(フォント)
MS-DOSモードで使われるフォントファイルに付く拡張子.
MS-DOSモードを一切使わない場合は削除不可能.
.fon(フォント)
ウインドウズ95で使用されるラスタ/ベクタフォントファイルに付く拡張子.
エクスプローラ上では,アイコンが赤くなっている.
.grp(グループ)
プログラムマネージャが参照するグループファイルに付けられる.
グループコンバータを使うと<スタート>メニューが再構成される.
.hlp(ヘルプ)
ウインドウズ3.1/95のヘルプファイルに付く拡張子.
ヘルプファイルが作るファイルに「.cnt」「.fts」「.gid」があるので,ヘルプを削除する時は一緒に削除しよう.
.ht(エイチティ)
ハイパーターミナルで通信条件を保管するために使用するために使用されるセッションファイルに付く拡張子.
ハイパーターミナルでプロバイダへの接続ファイルを作っておくとトラブル時に役に立つ.
.icm(アイシーエム)
「イメージ・カラー・マッチング」ファイルに付く拡張子.
特定のデバイスに依存することなく,色情報を処理をするためのサブシステム.
ウインドウズ95で参照しているのは,コダック社からライセンスを受けたアプリケーションだけのよう.
同じファイルでも「ICC」という拡張子が付くこともある.
.idc(アイディシー)
MS-IME97が参照する辞書ファイルのインデックスファイルに付けられる.
辞書ファイルに高速アクセスするために存在している.
.isp(アイエスピー)
「インターネット自動サインアップ」が使うプロバイダ情報ファイルに付けられる.
同ファイルには「.ins」という拡張子が付くこともある.
ちなみにISPは「インターネットサービスプロバイダ」の略.
.isu(アイエスユー)
アンインストールプログラムが参照する情報ファイルに付けられる.
インストールした時の情報入っているので重要なファイル.
.kbd(キーボード)
ウインドウズ95のキーボードドライバファイルに付けられる拡張子.
不要なキーボードデータファイルがハードディスク内にあれば削除してしまおう.
.mci(エムシーアイ)
メディアコントロールインターフェースファイルに付けられる拡張子.
マルチメディア関連のデバイスを制御し,各デバイスの機能をウインドウズ95用アプリケーションに提供するプログラム.
非常に重要.
.ocx(オーシーエックス)
OLEカスタムコントロールファイル.主に画面描画を行なうファイル用の拡張子.
「ビジュアルベーシック」関連のファイル.
.olb(オーエルビー)
「ビジュアルベーシック」で作られたアプリケーションが使うプログラムファイルに付く.
「Visual Basic for Applications Object Library」が正式名称
.old(オールド)
文字どおり古いファイル.新しいドライバをインストールした時に,古いファイルがこの拡張子にリネームされることがある.
ハードディスクの容量に困っていないならばそのままにしておこう.
ドライバを復元する時に参照する場合があるから.
.pbk(ピービーケー)
電話番号情報ファイルに付く.ウインドウズがオンライン登録する時に参照する.
モデムなどがない環境ではこのファイルは不要.
.pdr(ピィディアール)
ハードウエアドライバに付く拡張子.IDEなどがこのファイルを使って,低レベルアクセスをしている.
削除不可能なファイルなので扱いに注意しよう.
.pol(ポリシー)
システムポリシーファイルに付く.ウインドウズ95の環境設定が定義されたファイル.
ポリシーファイルはウインドウズ95のセットアップCD-ROMの中にある.
.prt(ピーアールティ)
ファイルをプリントアウトする時に出力先をファイルにするとできるファイルに付く.
これを使えば自宅で作ったファイルを会社のプリンタで打ち出すこともできる.
.pwl(パスワードリスト)
パスワードファイル.ウインドウズ95のパスワードや,スクリーンセーバーのパスワードが保存されるファイル用の拡張子.
ウインドウズ95のセットアップCD-ROM内に入っている「Pwledit.exe」を使えばパスワードの一括管理が可能.
.qic(クイック)
「マイクロソフト バックアップ」を使って作成するフォルダやファイルのバックアップファイルに付けられる.
「マイクロソフト バックアップ」を使わない人は削除可能.
.rat(ラット)
インターネットエクスプローラが使う,各種の制限をするファイルに付けられる.
ちなみに「rat」とはレーティングの略称.
.sbk(エスビーケー)
米クリエイティブメディア社が使うサウンドバンクファイル用の拡張子.
中身はソフトウエアMIDI用の音データ.
「サウンドブラスター」を使っていない場合,このファイルは存在しない.
.scp(エスシーピー)
ウインドウズ95のダイヤルアップ接続時に使われるスクリプトファイルに付く.
テキスト形式で記述されておりSLIP接続の時などに使用する.
.set(セット)
「マイクロソフト バックアップ」を使って一括システムバックアップを行なった場合に作成されるファイル用拡張子.
「マイクロソフト バックアップ」を使わない人は削除可能.
.shs(エスエイチエス)
スクラップファイルを作る時に付けられる拡張子.
拡張子「.shs」はOLEに対応したアプリケーションで使用可能.
.swp(スワップ)
仮想メモリが作るスワップファイルに付けられる.
スワップファイルを別ドライブに置く設定にすると少しばかり高速化する.
.sys(シス)
主にMS-DOSモード/プロンプトで使用される各種のデバイスドライバソフトの拡張子に使われるが,「Config.sys」のようなテキストファイルであったり,「logo.sys」のような画像ファイルのこともある.
「logo.sys」は中身がビットマップなので,「ペイント」で開くことができる.
このファイルを差し替えるとオリジナルの起動画面が作れる.
.theme(テーマ)
「マイクロソフト プラス!」で使用されるデスクトップテーマのファイル壁紙・スクリーンセーバー・画面の配色・マウスポインタ・アイコン・サウンド・フォントなどの設定情報がまとまったもの.そのファイルに付く拡張子.
「マイクロソフト プラス!」を使わない人は不要.
.tlb(ティエルビー)
「ビジュアルベーシック」で作られたアプリケーションが参照するファイルに付く.
タイプライブラリファイル.基本的に削除可能.
.tsk(タスク)
マルチメディア・バックグラウンド・タスク・サポート・モジュールファイルに付く拡張子.
文字どおりサウンドなどをバックグラウンドで鳴らす時の制御ファイル.
これが壊れると,ウインドウズ95がまともに動作しなくなるので,トラブルの時はチェックするとよい.非常に重要.
.ttc(ティティシィ)
フォントファイルに付けられる拡張子.「MS明朝」と「MS P 明朝」のように通常のツゥルータイプフォントとプロポーショナルフォントが一緒になったもの.
アイコン表示は緑色になっている.ほとんどが日本語のフォント.削除不可.
.url(ユーアールエル)
「インターネットエクスプローラー」のショートカットファイルに付く拡張子.
URLのアドレスやアクセス情報が入っている.
.vbx(ブイビーエックス)
「ビジュアルベーシック」で使用されるカスタムコントロールファイルに付く拡張子.
VBXファイルはメモリ使用量が多いので注意.
.vxd(ブイエックスディ)
仮想32ビットデバイスドライバソフトに付く拡張子.
実行プログラムから参照される非常に重要なファイル.
.xpc(ダブルピーシー)
「ワードパッド」で他のファイルフォーマットを読み込む時のヘッダーファイルに付く.
初期状態では「ライト」「マイクロソフト ワード6」のフォーマットファイルがインストールされている.


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